xAPI ( Experience API ) は、eラーニングの世界標準である SCORM の次期規格として、米国 ADL により公開された「訓練&学習アーキテクチャ」の一部です。学習教材に限定されず、トレーニングの履歴データ等も共通形式にて収集・蓄積することにより、高度な分析結果の利用を通して、アダプティブラーニングを実施することが可能です。
また、xAPI 仕様に基づく学習管理システム用の規格 "cmi5" も ADL より公開されています。弊社では、cmi5版 LMS の提供も行っております。 xAPI仕様では既存でご利用のアプリケーションと連携したフレキシブルなシステムを構成することが可能です
xAPI/cmi5詳細はこちら動画を活用した学習教材において、テキスト教材の学習進捗状況確認と共に動画の視聴実績の詳細を把握することは困難でした。今回、ジンジャーアップLMS では、xAPI 仕様により各教材内の動画コンテンツのどの部分が視聴学習されているか等の詳細把握が可能となります。
従来の SCORM では、確認テストにおける合格点までのプロセスを把握することはできませんでした。xAPI 仕様により各人のテスト回答の経緯まで把握することが可能になります。
これまでLMS の学習履歴と各業務システムが保有するデータを照合して総合的に管理することは困難でした。今回、xAPI 仕様により、LMS の学習履歴データと各業務システムのデータとを照合させることにより、営業成績と学習状況の比較や、製造時間と学習実績との相関関係の把握などが可能となります。
xAPI はシミュレータのデータも共通仕様として LRS に取り組むことが可能になります。シミュレータの実技テストも点数化することにより、知識学習との点数と総合評価することが可能です。